AI問答_算数の文章題

2040年にシンギュラリティを迎えるというAIだが現在の生成AIの代表であるChatGPTに、算数の文章題を計算させてみた。


User
1個50円のミカン10個と1個10円のリンゴ5個では?

ChatGPT
ミカン1固が50円で、10個あるので、合計金額は50円/個×10個=500円です。
リンゴ1個が10円で、5個あるので、合計金額は10円/個×5個=50円です。
したがって、ミカン10個とリンゴ5個の合計金額は500円+50円=550円です。

User
質問はミカンとリンゴの数の合計を尋ねようとしましたが、なぜ、550円になるのですか?

ChatGPT
すみません、誤解が生じました。
ミカンとリンゴの数の合計を求める場合、ミカンの数とリンゴの数を合計すれば良いですね。
ミカンの数:10個
リンゴの数:5個
ミカンとリンゴの数の合計は、10個+5個=15個です。
金額については、それぞれの果物の単価を考慮する必要があります。
ミカン1個が50円なので、ミカンの合計金額は50円/個×10個=500円です。
リンゴ1個が10円なので、リンゴの合計金額は10円/個×5個=50円です。
したがって、ミカンとリンゴの数の合計は15個で、合計金額は500円+50円=550円ではなく、500円です。
誤解が生じて申し訳ありませんでした。

➡ ミカンとリンゴの合計金額であれば、最初の550円で正しいが、なぜかミカンの合計金額を求めていると勝手に解釈している。

User
もともと質問は計算の前提条件を述べただけで、何を求めるかは尋ねていません。
従って先走って合計金額を回答すれば合計個数を求めるつもり、合計個数を回答すれば合計金額を尋ねるつもりでしたが、このような循環論法に適切な解答はありますか?

※ 回答者が質問を最後まで聞かずに先走って合計金額を解答した場合、実は合計個数を答える問題として不正解とし、個数と合計金額を回答した場合には、種類の数についての質問だったとして不正解にすることができる。

ChatGPT
理解しました。
確かに、質問の文面だけでは具体的に何を求めているかが分からなかったですね。
循環論法を避けるため、具体的な要求がない場合は、どちらかを尋ねる形で回答することが適切です。
例えば、「ミカンとリンゴの数の合計を尋ねているので、それは合計15個です。それに基づいて金額を求めますか?」といった具体的な要求に基づいて回答することが適切です。

➡ ここで質問の方向を変えて、掛け算の意味を理解しているかどうか試してみる。

User
なぜ、ミカンの単価に個数を掛けると合計金額が算出できるのですか?

ChatGPT
ミカンの単価に個数を掛けると合計金額が算出されるのは、それが単価と数量の掛け算による総額を表す基本的な計算式であるからです。
この計算式は次のように表現されます:総額=単価×数量
ここで、総額は購入した商品の総費用、単価は一つの商品の価格、数量は購入した商品の個数です。この計算は、商品の単価を個数分掛けて、合計金額を求めるものです。
例えば、ミカンの単価が50円で、購入する個数が10個ならば、合計金額は50円/個×10個=500円となります。

User
それは単に掛け算のやり方であって、質問しているのは掛け算の意味です。

※ やはり、ChatGPTといえど、掛け算の意味までは理解できていなかったようだ。

ChatGPT
申し訳ありません、理解しました。掛け算の意味について説明します。
掛け算は、複数のグループや個数を結合して総数を求める操作です。
例えば、「1個50円」のミカンが10個ある場合、掛け算50円/個×10個は、50円という価格が10個分あることを示しています。
これは、10個のミカンを1つずつ50円で買う場合の合計金額を計算しています。
掛け算は、複数のグループや数量を組み合わせて総数を求める際に使用され、それぞれのグループや数量が同じ単位である場合、その結果は合計を表します。つまり、掛け算の結果は「1つあたりの価格」を示すことができます。

※ 確かに間違いではないが、そうすると単位が付かない数値のみの場合は?

User
1個50円のミカンが10個ある場合、
50+50+50+50+50+50+50+50+50+50=500円
となり、この関係を掛け算として定義すると50×10だからではないですか?

ChatGPT
申し訳ありません、誤解が生じました。
確かに、ミカンが1個50円で10個ある場合、合計金額は50円を10回足し合わせることになります。
そして、これを掛け算として表現すると、50円/個×10個となります。
具体的な数式で表すと、合計金額は次のようになります
:50円/個+50円/個+…+50円/個(10回)=50円/個×10個=500円
これは、個数と単価を掛け算して合計金額を求める方法です。
掛け算が足し算の繰り返しとして捉えられることが確かにあります。
おっしゃる通り、50×10=500です。
おっしゃるとおりの考え方で正確です。
おっしゃることに対して誤解かあった場合、申し訳ありませんでした。

User
単価を個数分足し合わせることは計算上煩わしいので、掛け算という形式で書き換えるというのが本来の掛け算の意味ということですか?

ChatGPT
はい、正確におっしゃる通りです。
単価を個数分足し合わせることは、計算上の煩わしさを軽減し、簡潔に表現するために、掛け算として表現することがあります。
これは、同じ単位での繰り返し操作を簡略化するための手法です。
例えば、1個50円のミカンが10個ある場合、単価を個数分足し合わせるのは
50+50+50十…+50
となり、これを掛け算で表現すると50×10です。
これにより、同じ操作をより簡潔に表現することができます。
掛け算は、足し算の繰り返しを簡略化する数学的な操作であり、同じ値を何度も足し合わせる場合に便利です。

TRY:2024/1/16